パソナライフケア 研修コラムvol.30

「お客様との円滑なコミュニケーションの取り方」

執筆者:日本清掃収納協会会長 大津たまみ
過去のコラムは下記ボタンよりご確認いただけます👇

今回は、お客様との円滑なコミュニケーションの取り方についてお話します。

お客様と円滑にコミュニケーションを取るためには、次の3つを実践することが大切です。

① 話をしっかり聞く

② 進捗報告を的確に行う

③ 尊敬と共感を示す

これらを実践してコミュニケーションを取ると、お客様との信頼関係をより強くすることができますので、それぞれについて詳しくお伝えします。

①話をしっかり聞く

お客様の要望や意見を正確に理解するために、次のポイントを意識しましょう。

1.積極的に理解しようとする

お客様の話をよく聞き、笑顔で適度に頷いたりして反応します。話された内容を要約して確認するのも効果的です。

 

2.オープンな質問をする

「はい」や「いいえ」で答えられない質問をすることで、お客様のニーズをより詳しく知ることができます。

例えば、

「本日、何か気になる箇所はございますか」

「本日の作業の優先順位はありますか(先に仕上げた方がよい場所などはありますか)」

といった質問をすることで、具体的な要望を引き出せます。

 

3.メモを取る

お客様との会話の中で重要な情報をメモしておくことで、後で見返して正確に作業を進めることができます。

②進捗報告を的確に行う

お客様は、作業の進捗がわかると安心されます。また、お客様のご要望のあった箇所に関しては、必ず報告をおこないます

次の点を意識して、適切なタイミングで的確に報告していきましょう。

 

1.報告のタイミング

作業の終了後に報告を行います。

場合によっては、作業中にも進捗報告を行います。

これによって、お客様は作業の進行状況や内容を把握できて安心感を得られます。

 

2.わかりやすい報告を心がける

作業の内容や進捗は、わかりやすい言葉を用いて簡潔かつ具体的に報告しましょう。

 

3.迅速な報告

作業中に問題が発生した場合は、すぐにお客様に報告し、解決策を提案します。

報告が遅くなると不信感につながりますので、注意しましょう。

尊敬と共感を示す

お客様から信頼いただくには、相手に対する尊敬と共感を示すことが大切です。

 

1.お客様のご意見を常に尊重する 

自分の意見を押し付けないよう心がけましょう。

 

2.寄り添う

柔軟な姿勢で、できる限りお客様の希望に寄り添います。

 

3.共感する

お客様の気持ちを理解し共感することで、より深い信頼関係を築くことができます。

円滑なコミュニケーションを取るためには、プロとしての心構えも重要です。

時間を厳守し、高品質なサービスを提供することは、信頼を得るための基本です。

過去のコラムにて、プロとしての心構えについて詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

パソナライフケア 研修コラムvol.1 「お客様の心をつかむプロとしての心構え」 – パソナライフケア 研修コラム (pasona-lc.co.jp)

家事代行のプロとしての意識を持ち、最高の家事代行サービスを提供していきましょう。

次回のコラムもお楽しみに・・・!!