今回は、「家事代行チェックリスト」についてお話しします。
家事代行は、現場での作業だけでなく、事前の準備や退出前の確認なども含まれる作業です。確実かつ見逃しのないようにチェックリストを作成しました。それぞれの項目を詳しく解説していきます。
*チェックリストのダウンロードはこちらをクリックしてください→チェックリスト
事前準備は、作業現場に到着する前から始まります。道具をバッグに丁寧に収納し、お客様に見られても問題のない状態に整えましょう。また、身だしなみも整えることは重要です。乱れた髪やシワのある服装は信頼性を損ないます。
視覚情報が与える印象については、コラム一回目で詳しく触れていますので、ぜひ参考にしてください。
パソナライフケア 研修コラムvol.1 「お客様の心をつかむプロとしての心構え」 – パソナライフケア 研修コラム (pasona-lc.co.jp)
エプロンや道具類の忘れ物がないかも入念に確認しましょう。
□道具をきれいにカバンに入れた
□忘れ物がないか確認した
□身だしなみを整えた
作業中の所作は、お客様の信頼を築く上で非常に重要です。笑顔で挨拶し、靴を揃え、お客様に迷惑のかからない場所にバッグを置くなど、これらの行動が印象を向上させます。
エプロンは迅速に着用し、時間を有効に活用しましょう。作業を始めたら、お客様から提供された道具を丁寧に扱い、素材を損傷しないよう注意しましょう。
お客様から呼ばれたときは、元気よく「はい」と応答します。
時間の管理も欠かせません。所定の時間内に作業を終えることが大切です。
□笑顔で挨拶した
□靴を揃えて入室した
□お客様の邪魔にならない所にカバンを置いた
□素早くエプロンをつけた
□お客様の道具を丁寧に扱った
□素材を見極めて掃除をした
□お客様視点を意識した
□返事は元気よく「はい」と応えた
□時間内に作業を終了した
作業漏れがあった場合に備えて、道具をバッグに収納する前に退出前チェックをしましょう。作業場所の指さし確認は、後述の清掃箇所別チェックリストを参照して行ってください。
電気やエアコンをつけた場合は必ず消しておきます。特にお風呂や洗面所は消灯を忘れがちなので、漏れなくチェックしましょう。
侵入のリスクを防ぐために窓を必ず施錠し、カーテンを元の状態に戻します。
不在宅は玄関を最後に施錠するのを忘れないようにしましょう。
□指さし確認
□電気・エアコンを消した
□窓の施錠
□玄関の施錠
会社への業務報告を忘れずに行いましょう。帰宅後は次の作業に向けて道具の手入れをし、使用したタオル・エプロン・クロス・室内履きを洗濯しましょう。
□会社に業務報告した
□使用したタオル・エプロン・クロス・室内履きを洗濯した
□使用した道具の手入れをした
□小物は元の位置に戻っているか
□小物のノズル、ラベルの向きが整っているか
□清掃道具はキレイにして戻したか
□排水口のゴミの確認はしたか
□水滴は残っていないか
□お湯の温度は元に戻っているか
□カランは磨かれているか
□小物は元の位置に戻っているか
□タオルの耳が揃っているか
□洗面ボウルや排水口など汚れが残っていないか
□鏡の確認の際は角度を変えて確認し、仕上がりチェックができたか
□小物は元の位置に戻っているか
□鏡、手洗いボウルや排水口に汚れが残っていないか
□便器内の最終チェックをしたか
□タオルの耳が揃えられているか
□べーパーが三角に折られているか
□小物は元の位置に戻っているか
□網戸、カーテンは元の位置に戻っているか
□ホコリやゴミは残っていないか
□掃除機のゴミは処理したか(サイクロン式)
□電気、エアコンなどの消し忘れはないか(ご不在宅)
□戸締りは確認したか
□小物は元の位置に戻っているか
□五徳はしっかり固定されているか
□排水口のゴミが残っていないか、ネットをご使用の場合セットしたか
□水滴が残っていないか
□カランは磨かれているか
□拭きむらは無いか
□鍵を拭いてあるか
□手垢は残っていないか
□サッシにホコリが残っていないか
□戸締りはしてあるか
清掃した箇所は、場所ごとにチェックリストを活用して作業漏れがないようにしましょう。