桜満開の公園へ　～デイサービス江戸川邸～

先日のケアボスVoiceでも紹介しましたが、今年もパソナグループの新人研修を受け入れる時期になり、
夢と希望に満ち溢れた新しい仲間達がライフケア研修を受けに来てくれました。

この新人研修受入時に思うことは、ライフケアの歴史や事業運営をする意義、現場で働いているスタッフの思い等を
どのように伝えたら皆さんに伝わりやすいだろうか？という事を毎年考えることで、自分自身も良い意味で新人に戻れる機会をいただいています。

研修中は利用者様と単にお話をするのではなく、レクリエーション等の作品作りを通じて『共に作業する』ことを意識してもらいます。
また、作業中に気を付けてもらう点としては『自らが率先してやらないこと』です。

―何故、率先してはいけないのか？―

デイサービスは訓練の場ですので、切る・折る・取る・貼る等の工程を利用者様が実践し、
我々は出来ない部分をお手伝いしながら、ひとつの作品を完成させることが重要です。

この利用者様は何が出来て何が出来ないのか。どんなことが得意で不得意か。自分は利用者様の意向を受けてどう動けば良いか。
分からないことはスタッフや利用者様に聞きながら進めてもらいました。

この時期は桜も満開ということもあり、近隣の公園へ利用者様と一緒に出掛け、お花見も楽しめました。

普段は現場を回すことに必死なスタッフも、この日ばかりは気持ち的にも余裕を持って、目の行き届いた安全な環境下で、利用者様と共に出掛けられたことを嬉しく思います。

ライフケアの研修に来られた方々には、少しでも利用者様の意向に寄り添った介護を経験してもらえるよう、
これからも現場スタッフと共に頑張ってまいります。