管理栄養士おすすめ!ニコニコ離乳食づくり基礎編~6月ミネストローネスープ~
2020年6月9日
皆さんこんにちは!
今月も離乳食のレシピをご紹介します。
「ミネストローネスープ」
早速始めていきましょう。
具材はベーコンや玉ねぎなどお好みで、すべて1cm角に切ります。
つぶす手間をなくすため、カットトマト缶を使います。
鍋にコンソメスープを入れて加熱し、具材を入れ、柔らかくなるまで煮込みます。
仕上げに、少量のバターと塩こしょうで味を整え、完成です。
スープの水分量の適量は1人前150mlなので、水130ml、トマト缶20gくらいの比率で作り、好みで調整してください。
それでは続いて、離乳食に変身させていきます。
先ほど作ったミネストローネスープを50ml程度と、具材を必要量鍋に取り分けます。
水をスープと同量加えます。
このときの水は、以前紹介しました、野菜スープを利用してもいいですね。
ごはんを適量入れ柔らかくなるまで煮込むと、トマトリゾットになります。
ごはんの他にも、うどんやパスタを用いても良いです。
麺類を利用する場合には、塩分が麺そのものに含まれていますので、ミネストローネスープは少なくしてください。
もちろんそのまま薄めて、とろみを付けて離乳食としても利用できますので、ぜひご活用ください。
~知っておきたい豆知識~
トマトの栄養について紹介します。
トマトには、「βカロテン」と「リコピン」という色素成分が含まれています。
そのうち、「βカロテン」は体内で、ビタミンAに変わります。
ビタミンAはレバーや鶏卵に多く含まれていますが、トマトのような緑黄色野菜を摂取することでもカバーできます。
夜になると目が見えにくくなる、夜盲症の方はビタミンAの摂取が有効とされています。
もうひとつの「リコピン」には、抗酸化作用があります。
簡単に言うと、血流をよくする、肥満の予防、美肌効果などの効果が望まれます。
なんでだろう?と思った方は、一度ぜひ調べてみてください。
ですが、抗酸化作用はリコピンだけが持っている作用という訳ではないので、ほかのビタミンとバランス良く食べることが大切です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!