管理栄養士おすすめ!ニコニコ離乳食づくり基礎編~4月野菜スープver.~
2020年4月17日
今月は、離乳食の基礎のご紹介をしています。
今回は、「野菜スープ」についてご紹介します。
離乳食は薄味で!とよく聞くと思いますが、
みなさんはどのように味付けをしていますか?
少し塩を足してみたり、だしの旨味を活用したり、といった形でしょうか。
そこで役立つのが、「野菜スープ」です。
作り方はとっても簡単。
深めのお鍋に水をはり、
綺麗に洗い、
色々な野菜を丸ごと投入します。
(*必要であれば皮をむき、鍋に入らない場合はざっくり切ってください。)
そのままぐつぐつと茹でるだけです。
おすすめの野菜は、煮崩れのしにくい、
「にんじん」「玉ねぎ」「大根」「じゃがいも」「さつまいも」「キャベツ」などです。
にんじんや大根の皮には栄養素が多く含まれているので、
綺麗に洗って、捨てずに一緒に茹でると良いでしょう。
そして使い方は簡単。
そのまま具材を入れ軽く味をつけスープにする、
ペーストにする時に加える、
大人の料理から取り分ける時の薄めるのに利用する、
など万能スープに変身します。
もちろん大人の料理にも使えます。
スープを離乳食に使う際には、
キッチンペーパーなどでこしてから利用してください。
色々な野菜の旨味が出たスープは、離乳食づくりにとても役立ちます。
しかも塩分は一切使用しないのも良い点です。
〔*最初から味の濃いものを与えてしまうと、薄味のものを食べてくれなくなってしまうので、塩分は抑え気味で作りたいところです。〕
さらに、もうご察しかとは思いますが、
茹でていた野菜も離乳食に使うことができます。
丸ごと茹でていますので、
取り出して、使う分だけを切り、
使わない部分はまたお鍋に戻してしまっても大丈夫です。
細かく切っていないので、大人用の食事にも使えるというメリットもあります。
素材そのものの味が楽しめるので、
赤ちゃん用のごはんにはとても良いと思います。
無理のない離乳食作りをしていきましょう。
ご覧いただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!