仕事と介護の両立セミナー＠日立システムズ様

本日のセミナーレポートは日立システムズ様です。
日立システムズ様での「仕事と介護の両立セミナー」の取り組みは5年目になりました。
今年度は、コロナウイルス対策のためZOOMを利用して、オンラインで開催いたしました。
多くの皆様にご参加いただきました。

参加者様からは事前にいただいたご質問以外にも、質疑応答の時間に、“Q&A機能”を使ってたくさんのご質問がよせられました。介護未経験の方からのご質問も多く、やはり、介護についての関心が高まってきていることを感じます。
以下、いくつか質問をご紹介させていただきます。

【質問1】介護認定について地域やケアマネジャーによってバラツキがあると聞きました。介護認定を受けるにあたり、注意点を教えてください。
【回答1】介護認定時（介護認定調査）と通院時（主治医の意見書記入）は、家族の「同席」をお勧めいたします。
高齢者の特徴は、調査員や主治医の前だと緊張して本来の自分を出せず普段通りに表現できない人が多いです。結果、介護認定が軽く出てしまうことが多く、仕事と介護の両立をする家族に負担がかかってきます。もし遠距離介護や仕事が忙しくて同席できない場合、「親の状況をメモ等」に記して、調査員や主治医に渡しましょう。「家族からの情報」はとても重要です。

【質問2】現在、両親とも半身麻痺で車いすが必要です。介護付き有料老人ホームに入所しています。費用面で将来不安のためアドバイスをください。
【回答2】高額介護サービス費を活用ください。（対象かどうか確認必要）
https://www.mhlw.go.jp/content/000334526.pdf（厚生労働省ホームページ）
その他の方法として、介護付き有料老人ホームに入所後、特別養護老人ホームの申請（要介護3以上）を行い、特養の空きが出たら、介護付き有料老人ホームから特別養護老人ホームに移る方もいらっしゃいます。

ご参加いただきました皆様、主催いただきましたダイバーシティ推進センタの皆様、ありがとうございました！