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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

仕事と認知症介護の両立

2019年4月19日

皆さん、こんにちは。
仕事と介護の両立支援の専門家 継枝綾子です。

ようやく心地よい春の風を感じられる季節になりました。
皆さんはいかがお過ごしですか?

令和元年5月10日に認知症セミナーを開催いたします。
このセミナーを通じて、認知症の理解を深めていただき、仕事と認知症介護の両立を乗り越えていただければ嬉しく思います。

私は20年以上、介護が必要な方やそのご家族から介護の様々な相談を受け、100人100様の課題と向き合い続けています。
介護相談で一番多い内容は、やはり認知症についてです。

例えば、
「変わっていく母とどう向き合ったらいいのかわからない」
「記憶が徐々に失われていく父とどう会話したらいいのかわからない」
「あんな温和な義母から鬼嫁!と言われてしまった」

そして
「私の介護の仕方が悪いから認知症の症状が悪化しているのではないか?」
と多くの方が自分自身を責めていらっしゃいます。

それは本当に介護の仕方が悪いからでしょうか?
自分自身を責める前に、認知症をもっと知ることをお勧めいたします。

皆さんは、以下の質問にスラスラと答えられますか?

□ 「あれ、何かおかしい?」「最近物忘れが出てきた」など家族の変化に気づいたら、どこに相談したら良いか知っていますか?
□ 認知症と痴呆症は同義語ですが、2004年厚生労働省による公募に基づき、現在では「認知症」に統一されていることは知っていますか?
□ 介護の総合相談窓口(        )は、認知症のことや介護サービスのことなど、何か困ったことがあれば気軽に相談できます。
□ 各地の医師会が育成している認知症専門の医師の名称は(         )
□ 全国の物忘れ外来や認知症外来は(                )で探すことができます。
□ 認知症の人への対応の心得“3つの「ない」”は、①(         )②急がせない ③自尊心を傷つけない。
(パソナライフケア 仕事と介護の両立 従業員向け認知症セミナーより)

認知症は病気ではありません。
いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったりして、脳の司令塔の働きに不都合が生じ、
認知障害が起こり、社会生活や職業上の機能に支障が、およそ6か月以上継続している状態・症状を指します。
(参考:認知症サポーター養成講座標準教材)

認知の機能が衰えて、社会生活に支障をきたす状態が認知症なのです。

認知症を理解することで、きっと自分自身を責める方々(介護者)は減少すると信じています。
そして仕事と認知症介護の両立を前向きに乗り越えていただけたら幸いです。

パソナライフケアの従業員向け認知症セミナーは、介護の専門家の立場から、事例などを通じてアドバイスさせていただくセミナーです。
認知症の家族を抱えたら、どうやって仕事との両立をしたら良いかを、一緒に考えていきましょう!

ご興味がある企業様はぜひご参加ください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

<認知症セミナー詳細>
開催日時:5月10日(金) 15:00~17:00
費用:無料(定員30名)
場所:パソナグループJOB-HUB SQUARE
東京都千代田区大手町2-6-2
申込フォーム:https://www.pasona-lc.co.jp/seminar/
詳細はこちら:認知症セミナー

 

皆さまと皆さまのご家族の健康と幸せを心よりお祈り申し上げます。

継枝綾子