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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

帰省してきました

2019年2月18日

こんにちは、ケアボスです。

昨年末の12月29日~31日、連休を使って老老介護の両親のもとに帰省してきました。
今回はあえて正月の滞在は避けました。その理由は、86歳(要支援1)の母、89歳(要介護3)の父と高齢の両親ですが、いつまでたっても両親にとって私は「世話をし続けなければならない子供」のままです。
とくに正月ともなれば雑煮やおせち料理など特別な食事を食べさせようと頑張ってしまい、心身に負担をかけてしまうかな?と思ったからです。

以前の両親であれば「なにも大晦日に帰らなくてもいいじゃない。お正月まで家にいたら?」と言ってくれてたはずですが、さすがに今回は「わかった。みんなによろしく伝えてね」と私を送り出しました。 年末の2泊3日の滞在であっても、結構負担に感じたのではないかな?と反省した次第です。
別居している息子が来るとなると両親にとってはお客さんを迎える感覚にきっと近いのでしょう。
これからは、頻度は上げても一回当たりの滞在はせいぜい1泊2日程度にした方が良いのかなと考えています。

 

今回帰省をして第一に感じたことは、家がとても寒い」ということです。

昔の家なので断熱性能が低く、暖房のついていない廊下やトイレなどは震え上がる寒さでした。
しかも就寝の際には暖房をつけない習慣があり、よくこの寒さに耐えているなあと思ったこととヒートショックのリスクが家中にあることを感じました。

 

さて、両親の現在の状態ですが、父はついに自力で入浴することが不可能になりました。
週に2度通うデイケアで入浴をしていますが、元々風呂好きなためデイケアに行く日以外は要支援1の母が父の清拭を行っています

在宅生活に強いこだわりがあるとはいえ、清拭の情景を想像するだけでもたいへんな違和感を覚えます
トイレは自力で行けますが、廊下の手すりを使いわずか2~3メートルの距離を、うめき声をあげながら10分ほどかけて行き(おそらく声を出し方が動きやすいのだと思われます)、1度トイレに入ると長い時は30分ほど出てこない時もあります。

この部分にも在宅生活の無理を感じてしまいます。

 
年が明けてからも何度か電話をしていますがだましだましこれからも頑張っていくわ」と気丈に母親は話していました。この精神力には本当に頭が下がります。
ギリギリの在宅生活でありリスクだらけですが、それを乗り越えいつまでも今の生活が続けられることを願ってやみません。