仕事と介護の両立セミナー@ANA成田エアポートサービス様
2019年2月5日
本日のセミナーレポートはANA成田エアポートサービス株式会社様です。
ANA成田エアポートサービス様では昨年、今年と介護セミナーを開催し、今年は同日に個別相談会も設けました。
個別相談会は事前予約制で、あらかじめご相談者様よりヒアリングシートを任意提出いただいております。
今回のご相談者様は、ヒアリングシートに加え、昨年の介護セミナーで配布させていただきました「情報確認シート」もご提出いただきました。
「情報確認シート」は親子のコミュニケーションツールとしてご活用いただけるよう開発し、セミナー受講者に配布させていただいております。
(参考資料:厚生労働省「親が元気なうちから把握しておくべきこと」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/ryouritsu/model.html)
ご相談者様は昨年のセミナーを受講後にご両親に変化があったことを受け、親御さんにシートを記入してもらったそうです。
親御さんはまだお元気だそうですが、そこに書かれた親御さんの気持ちを思いやり、ご相談にお越しいただきました。
仕事と介護の両立という課題を抱えていることを前提に、両立をする上では親子のコミュニケーションは重要となります。
以前、当ブログの専門家コラムとして掲載いたしましたが(記事はこちら)、
人間の心理として、なるべく避けたい話題についてはどんなに真摯に向き合っても会話はギクシャクするものです。
「お父さん、老人ホームの件なんだけど、、、」
「・・・・・」
そうならないためには、日頃からの親子とのコミュニケーションを心がけてください。
普段からコミュニケーションがとれていないと、なかなか施設入所の話題を切り出すのは気兼ねしてしまうでしょう。
また頑張って切り出せたとしてもきっとギクシャクしてお互い嫌な気持ちになってしまうと思うのです。
では、そうならないためにはどうしたら良いでしょうか。
何気ない会話を今日から日常に取り入れてみてください!
LINEで繋がるのでも良いので、今よりも多くコミュニケーションの機会を増やすことをお勧めいたします。
要するに、今よりもご両親と距離を縮めるきっかけ作りをすることが大切です。
皆さんが常にベストな道を選択するためには、事前の準備が重要です。
可能であれば、厚生労働省「親が元気なうちから把握しておくべきこと」もご確認いただき、 介護に必要な情報を収集していくとよいでしょう。
収集した情報により、病院に行ったほうがいいかな、役所に相談したほうがいいかな、と気づいたら皆様自身がキーパーソンとなって、行動しましょう。
介護は早期発見、早期対策が大切です。一人で抱え込まず、家族だけでなんとかしようとせず、早め早めに専門家に相談しましょう。
皆様の仕事と介護の両立を心より応援しています。
主催いただきました総務部の皆様、
ありがとうございました。