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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

仕事と介護の両立セミナー@デンソーテクノ様

2019年2月4日

本日のセミナーレポートはデンソーテクノ様です。

デンソーテクノ様では12月に、
「管理職向け_仕事と介護の両立支援研修」を2回、
「全社員向け_仕事と介護の両立支援セミナー」を2回
行いました。

他拠点へも中継し、総勢400名以上の皆様にご参加いただきました。
ありがとうございました。

おかげさまで満足度・理解度が95%を超えました。

 
いただきました公開質問よりご紹介させていただきます。


質問①
親とは遠距離です。周囲から認知症の症状が出始めていると聞かされていますが、本人は認めません。このような場合どうしたらいいでしょうか。
→遠距離介護で年1、2回しか会わない場合は、親子であっても他人と同じような緊張感があります。ご本人が体裁を取りつくろっているため、日ごろの症状や困りごとが見えてきません。1週間くらい一緒に過ごすようにしてみてください。緊張感が解けて、普段のご本人の様子、困りごとや失敗が見えてくると思います。ご本人が認めない場合の受診を促す工夫としては「物忘れ外来がある病院で一般的な健康診断を実施して、その延長として認知症の受診に移行する」「私の病院に付き添って欲しいとお願いし、一緒に医療機関へ連れて行く」などいかがでしょうか。

 
質問②
初めて会う人や場所に抵抗があり、親がデイサービスを拒否しています。どうしたらよいでしょうか。
→無理やり連れ出すと余計に拒否感が強くなるでしょう。外出するサービスを拒否されているようでしたら、まずは自宅へ来てもらう訪問介護など、違うサービスを使ってみることをお勧めします。デイサービスの方にも協力をあおぎ、自宅へ訪問してもらい、親と顔なじみになって頂きましょう。デイサービスの職員さんと少しずつ距離を縮めてもらい、サービス利用への抵抗感を薄めてみてはいかがでしょうか。


年末年始の親子のコミュニケーションに役立ったなら幸いです。

 
ご参加いただきました皆様、
主催いただきました人事部の皆様、
ありがとうございました。

皆さまの仕事と介護の両立を心より応援しています。