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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

仕事と介護の両立セミナー@日産自動車様

2018年12月27日

本日のセミナーレポートは日産自動車様です。
日産自動車様では4年目となる介護セミナー、夏、冬の帰省前のタイミングで2拠点にて開催されました。今年は中継先からも多くの皆様にご参加いただきました。

講義は90分にてお話しさせて頂きました。

 


セミナー後の公開質問よりご紹介させて頂きます。

在宅で父を介護中です。これまで小規模多機能型居宅介護※1を活用しとても助かっていたが最近、大腿骨骨折し要介護5となってしまいました。
『夜間や土日など家族がいる時間帯は家族で対応してください』と言われているが、さすがに着替えやオムツ交換なども困難を極めてきています。

 
【講師より】
そろそろ施設入所を検討する必要があるかもしれません。
・要介護3以上になった
・仕事をしている
・家族のマンパワーが足りない
という条件が揃ってきています。「小規模多機能型居宅介護」だけに拘らず、次のステップを検討してみてはいかがでしょうか。
要介護3以上になると「特別養護老人ホーム※2」を申請できます。
申請してから入所できるまで例えば1年〜2年待機することになるでしょう。その間に家族の心の整理をし、満足行くまで関わり合いを持ってみてください。
仕事と介護の両立のためには「終わりの見えない介護にしない」ことが、重要です。

※1.自治体が提供する「地域密着型のサービス」です。小規模な住宅型施設への「通所(デイサービス)」を中心に、必要に応じて自宅への「訪問介護」、短期間の「入所」ができる。24時間365日いつでも利用可能なサービス。
※2.公的な施設でおおよそ年金の範囲内で料金設定されている。重度の要介護者が暮らす施設。


今年も夏と冬、本社と厚木の二事業所で多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。
皆様の仕事と介護の両立を心より応援しています。

主催いただきましたダイバーシティディベロップメントオフィスの皆様、ありがとうございました。