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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

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仕事と介護の両立セミナー@日立ハイテクノロジーズ様

2018年8月29日

 

本日のセミナーレポートは日立ハイテクノロジーズ様です。
日立ハイテクノロジーズ様では初となる介護セミナーを工場と本社にて2日間に渡り行いました。

本社からは全国の支店へ中継され、2日間で総勢350名ほどご参加いただきました。
100分の講義の中で、ケーススタディでは隣の席の人とワークしていただきました。
お一人掛けの席の方にはダイバーシティ推進 専門部長自らお声かけされ、意見交換されていました。
ワークをきっかけに明るく前向きに『お互い様意識』が醸成されていくことを願っています。

 


公開質問からご紹介いたします。
「要介護の認定をもらってから、状態が悪化した場合はどうしたら良いのですか。」

回答
「要介護認定には有効期限がありますが、認定有効期間内でも更新時期を待たずに区分変更申請をすることができます。サービスの変更内容や時期について、担当ケアマネジャーとよく相談してください。」

 

ダイバーシティ推進 専門部長からもご質問をいただきました。
①介護に関わっていることについて、なかなか上司や同僚に伝えづらい場合、どのようにしたら良いですか。
②夏休みに入るので、親とコミュニケーションをはかる良いタイミングです。親に切り出しにくい方もいると思いますが、どうしたらいいでしょうか?

 

講師より、
①の場合、無理して全てを打ち明けるのでなく、自分が話せる範囲から話し始めれば良いでしょう。
すでに介護中の方は、働き方や休暇取得など業務上の不都合があれば、まずは事情を打ち明けてください。
社員の皆さんが何かを発信しなければ、上司や会社はそれについての対策を練れません。
素直に話せる範囲でよいので、発信していくことが大切です。

②の場合、例えば“介護”というキーワードは一切出さず、親子のコミュニケーションを深めることに専念し、時間をかけてじっくり心の距離を縮めていってください。
または、積極的に情報収集したい場合は、本日配布した「情報確認シート」をお渡して、ご本人に書いてもらう方法もあります。

 


皆様の仕事と介護の両立が図れますよう、心より応援しています。
主催いただきましたダイバーシティ推進グループの皆様、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。