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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

「仕事と介護の両立 第2章」

2018年4月16日

こんにちは、ケアボスです。

これまでに私の「仕事と介護の両立」に関する状況をお伝えしてきましたが、その状況に変化が出てきましたのでブログでご紹介したいと思います。

2018年1月に母は85歳に、2月に父は88歳の米寿になりました。

私は、大阪に出張した際は極力実家に立ち寄り両親の様子を確認していますが、この1年の間にどちらも相当老化が進んでいることを実感しています。
要介護の父を介護する母は細く痩せてしまい、とても介護ができる状況ではないと思うものの本人は頑張って父の介護をしています。
その姿がとても痛々しく思っていました。

 

「母が腰の圧迫骨折で入院」

そんな中、3月25日(日)朝、私が自宅でくつろいでいた時に電話が鳴りました。
母が朝、布団から起き上がることが出来なくなり、救急車で病院に搬送され入院したとのことでした。
腰の圧迫骨折で、暫くはコルセットを巻きリハビリをしなければなりません。
転倒をしたとか何かがきっかけになったということではなく、日頃の家事や介護疲れが腰に溜まり発症したのだと思います。

 

「介護の必要な父が自宅でひとり取り残された」

私は千葉県、両親は兵庫県に住んでおり遠距離です。母が入院したため介護が必要な父は自宅でひとりになってしまいます。
遠距離であるが故、私の自宅に呼び寄せ当面の対応をするというわけにもいかず、すぐに父を担当するケアマネジャーに電話をして事情を話した上で「ショートステイに入れて下さい」とお願いをしました。
そしてその翌日から無事にショートステイに入ることが出来ました。


(ショートステイ内を歩行器で歩く父。腰は90°に曲がっている)

 

「環境の変化を受け入れようとしない両親」

母の入院する病院、父が入所しているショートステイとそれぞれ面会に出向き、退院したのちの暮らし方について、私は話し合いを開始していますが、幸いにして両親ともに頭がクリアなためか、今の体調であっても在宅で極力誰からの支援も受けず(訪問ヘルパーすら母は拒否)に暮らし続けたいというのが本音のようです。
布団の上げ下ろしすら難しい状況になってきているにもかかわらず、退院後もこれまで通り、布団での生活が可能であると思っているようです。
100人いれば100通りの介護のカタチがあると言われますが、本当に難しいものだと痛感します。

今回の入院によって、母も介護認定を受けることになりました。父も介護度が重くなりそうでその申請をしています(区分変更)。

 

「遠距離介護×老老介護×両親ともに介護認定」

ケアボスは新たな局面に入りました。またブログに書いていきたいと思います。