仕事と介護の両立セミナー・個別相談会@旭化成様
2018年4月5日
本日のセミナーレポートは旭化成様です。
旭化成様では介護セミナーの取り組みも3年目とのことで、今回は初めてセミナー後に「個別相談会」も実施しました。
個別相談会は事前に人事部様にて申込み予約を受け付けていただき、個室でケアマネジャーがお一人ずつ相談対応させていただきました。
セミナーの満足度は90%を超えました。
セミナー時の公開質問より、ご紹介させていただきます。
【質問】
ケアマネジャーが月1回利用者宅を訪問した時に何をしてくれるのでしょうか。
その際、家族が同席した方が良いのでしょうか。同席する必要がある場合、どんな意味があるのでしょうか。
【回答】
ケアマネジャーは月に1回利用者様と面談し、心身の状況や生活環境などを把握しています。
基本的には先月と同様のケアプランでよいか、不都合がある場合はサービスの追加や、変更をしてくれます(利用するサービスの種類や回数を決めたり、サービス利用の手続きを行ってくれます)。
ケアマネジャーとの面談には、家族の同席をお勧めしています。お年を召された方は本人本位の話をしてしまいがちです。
偏った情報提供に基づいたケアプランは、結果的にご家族にとって「こんなはずではなかった」となりかねません。
支えているご家族にも寄り添ったプランを立ててもらえるように、可能な範囲で働く皆様の事情を打ち明け(例、残業で早く帰宅できない、週末介護は疲れる。等)、バランスのとれたケアプランを立ててもらいましょう。
介護は「早期発見」「早期対策」が大切です。ご家族がキーパーソンとなることで、大難を小難、無難に変え、仕事と介護の両立をしていきましょう。
また個別相談会後のアンケートに寄せられた感想をご紹介させていただきます。
*これまでの自分のアクションについても自信を深めていただき、更に有用なアドバイスをいただけた。今後直面するであろう状況に対しても心の準備ができた。
*家族の状況を踏まえた具体的なアドバイスをいくつか提案いただいた。たくさんの案件を手がけている先生だからこそ、的確で細やかな思いやりにあふれた指摘をいただけた。何をすればよいか、イメージすることができ、何より不安がなくなった。
●当社のケアマネジャーより
個別相談会では、相談者様の課題を整理し、共に考えるお手伝いをさせていただきます。
介護に直面している方は、仕事をしながら今まで体験したことのない不安やストレスを抱え、心身ともに疲弊されています。
その課題を紐解き、整理し、解決の方向性を共に考えます。
そうすると、いつもの気力や平常心が取り戻され、仕事もがんばろうという勇気が湧いてこられるようです。
介護中の皆様には、共に課題に向き合い、共に励まし合い、時には力強く引っ張り上げてくれる存在が必要です。
できれば「地域包括支援センター」や「ケアマネジャー」などの専門家に支援していただくことが、最短の問題解決につながると思うのです。
決してひとりで抱え込まないように・・・
皆様の仕事と介護の両立を心より応援しています。
ご参加いただきました皆様、主催いただきましたダイバーシティ推進室の皆様、ありがとうございました。