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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

「仕事と介護の両立セミナー」@ANA様

2017年11月10日

本日のセミナーレポートはANA様です。

ANAグループ様では、多様な人財がそれぞれのステージで活躍できる環境づくりに取り組んでおられます。
今回は「介護が始まった時、仕事で能力を発揮し続けるために出来ること」と、「介護を抱える部下・同僚への接し方」という視点で90分の講義をさせていただきました。

17:00~18:30まで事前にご予約いただいた方々との個別相談の後、セミナーは18:30~の開始でしたが、介護中の方、管理職の方にも大勢ご参加いただきました。
冒頭、ANAグループD&I推進総括役員よりオープニングメッセージが述べられました。

事前にいただいた質問については、出来る限り講義内容に回答を盛り込みましたが、
よいご質問がございましたので、こちらで解説させていただきます。

 

【質問①】
現在、妻と共働きで子育てをしております。
この状態で親の介護が加わった場合、仕事、子育て、介護をうまくこなしていく工夫などございましたら、ご教授ください。

【回答①】
育児と介護のダブルケアは今後増えてくると思います。
どのように対応したら共倒れを回避できるのかをアドバイスさせていただきます。

育児は親がしっかり抱きしめる。(向き合うこと)

介護は“介護のプロ”に最大限お任せする。(協力者を増やし、できるだけプロに任せること)

この方法は、実際にダブルケアで苦しむ30代の女性にアドバイスして成功した例です。
仕事も育児も介護も、と全てを一人で抱え込むことは現実には無理なので、育児は親がみる、介護はプロがみる、と割り切ることが両立を可能にいたします。参考になれば幸いです。

 

受講後のアンケートより感想をご紹介させていただきます。

・介護を特別なことと構えすぎず、利用できるサービスを正しく理解し、活用することが大切だと感じた。
一人で抱え込まず、助けを求められるよう自身の人間関係を築くことを、部下や友人にもアドバイスできるようにしたい。(介護中)

・自身の今後の為になったと共に、社内に持ち帰り、職場の風土づくりや制度設計に活かしたい。(現在介護中ではない方)

 

主催いただきました 人財戦略室の皆様、 ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。