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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

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「仕事と介護の両立セミナー」@三菱自動車様

2017年10月30日

本日のセミナーレポートは三菱自動車様です。
三菱自動車様では2年前から介護セミナーを実施されています。
上期は4事業所にて基礎的な「仕事と介護の両立」セミナーをお届け致しました。開催時間帯は午後13:00以降、事業所の事情に合わせながら、16:00頃までの間で実施となりました。

基礎セミナーを通して受講者が学べたこと上位3点は、

「仕事と介護の両立には専門家の手を借りることが大切」
「介護施設・介護サービスの仕組み」
「ひとりで抱え込まないことが大切」

となりました。

いただきました公開質問からご紹介致します。

【質問】
介護認定区分の要支援・要介護1~5まで使えるサービスは同じですか。
【回答】
要支援・要介護度によって利用できるサービス内容、サービスの量、サービス料金が異なってきます。
http://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/ (参照:厚生労働省「公表されている介護サービスについて」)

つまり「認定調査」の結果がサービス利用に大きな影響を与えるということになります。
そのため①「認定調査」や「主治医の意見書をもらうための通院」には出来る限りご家族が同席し、②日ごろの様子を正確に伝えるようお勧めしています。
そのために有給休暇や介護休暇を取得し行動を起こしたり、普段の様子をメモに取り伝えるなどしてみてはいかがでしょうか。
以下、セミナー後の感想をご紹介させていただきます。

・講師の話の構成がうまくできており、わかりやすかった。話し言葉も明瞭でした。要介護度ごとの話や、利用限度額・自己負担額について、ケアマネージャーとの関係、介護保険サービス利用の流れがイメージしやすかった。

・わかり易い説明と資料であり、早速家族で共有しました。また帰省時には家族で話し合いのマニュアルにしたいと思います。

・このようなセミナーを聞く社員は、時短、フレックス勤務者も多いと思うので、夕方3時、4時までに帰れる就業時間内で行って貰え助かる。

・両親・身内の介護の問題は、ある日突然やってきます(私がそうでした)。誰しもがもっておかなければならない心構えだと思いますが、自分がその状況にならなければ、ついつい先延ばしに考えがちだと思います。今回のような講習を是非今後も宜しくお願いします(介護の問題の意識付け、他人事ではないという意味で)。そうすることで介護に対する周囲の理解も得られ易い環境になっていくのかなと思います。
開催いただきましたダイバーシティ推進室、各事業所の皆様、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
三菱自動車様では下期に4回の応用編「仕事と介護の両立」セミナーが企画されています。
再び皆様にお会いできることを楽しみにしています!