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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

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「仕事と介護の両立セミナー」@日鉄住金鋼管様

2017年10月23日

本日のセミナーレポートは日鉄住金鋼管様です。
日鉄住金鋼管様では初めての介護セミナーになります。
春から労使で話し合いを重ねてこられ、お盆の帰省前後での開催の運びとなりました。
工場でのシフト勤務者に配慮し、4週にわたり4回実施しました。

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公開質問からご紹介致します。
【質問①】
介護認定は申請から30日後に結果が出るとのお話でしたが、突然介護が必要になった場合の措置はありますか?
【回答①】
認定結果は30日後にしか出ませんが、申請したその日から暫定でサービスを入れることはできます。
注意していただきたいのは、最小限のサービス利用にとどめておくこと。介護サービスは要介護度によって利用できる月額料金の上限が決まっています。
重度だと思いどんどんサービスを使ってしまい、万が一認定結果が低かった場合は、利用限度額との差額分は自己負担になってしまいますので注意が必要です。

【質問②】
地域ごとの介護保険サービスに関するパンフレットなどはありますか?
【回答②】
たいてい市(区)役所のホームページに掲載されていて、ダウンロードできることもあります。
(また帰省した際などに高齢福祉課など役所の高齢者福祉の担当窓口や地域包括支援センターに立ち寄り、行政が作成している高齢者福祉関連のパンフレットを入手することをお薦めします。)

【質問③】
介護休業の使い方は理解しました。介護休暇半日単位の取得はどのような時に有効なのでしょうか?
【質問③】
例えば、「ケアマネジャーとの面談」「通院(クリニック)同行」「認定調査に立ち会う」など1時間程度で用件を果たせるような事情の際に利用するとよいでしょう。

 
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以下、セミナー後の感想をご紹介させていただきます。

・本来深刻で負担が多い内容をわかりやすく、楽観的でも悲観的でもない解決法を聞くことができました(介護予定あり 50代)
・将来介護に直面したときにあわてることがないよう準備できればと思う。両親と会話しようと思う(介護予定あり 40代)
・事前性、準備が必要なことを考えると40歳以上は全員参加したほうがよい(介護中 50代)

 
開催いただきました総務部の皆様、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。