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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

「仕事と介護の両立セミナー」@ソニー様

2017年10月13日

本日のセミナーレポートはソニー様です。
ソニー様では毎年9月にDiversity Weekと題して、女性のキャリア、イクメン・イクボス、LGBTや働き方改革などをテーマに講演や展示、働き方コンサルティング等さまざまな機会を従業員に提供されています。
今年のテーマは、「Be your whole self」 異見(※)を交わしてソニーの力に、です。
(※)異見 異なる意見をいう事を推奨する社内のことば
多様な社員が集まるダイバーシティをインクルージョンにつなげてソニーの価値にしていくという狙いだそうです。

昨年に引き続き、Diversity Weekのコンテンツのひとつとして「介護と仕事を両立するために、今準備できること」と題して介護セミナーにてお話しさせていただきました。

事前にいただいていた質問から2点ご紹介させていただきます。

【質問①】
ソニーでは、介護制度の強化を図っておりますが、他社の状況を様々見ている継枝さんの視点から、制度の改善点がありましたら教えてください。
【回答①】
改善点というものは特にございません。法定を上回る制度である上に、介護休職中に週二日までテレワーク勤務が可能になる制度が新設されています。働きながら育児・介護に取り組める環境づくりを進めている点が非常に評価できると感じます。

【質問②】
ソニーの介護への取り組みに対する期待を聞かせてください。
【回答②】
介護については、直面したらまずは、公的な介護保険制度をしっかり活用することが基本です。不足があれば自治体のサービスや、ボランティアなどのコミュニティ、民間サービス等を利用します。その上で、会社の支援制度も使って「仕事と介護の両立」をしていただきたいと思います。
いまある仕組みをうまく活用して、介護中従業員も活躍していかれること、誰もが働きがいのある職場となっていかれることを期待させていただきます。

 
ソニー様では10月から社内相談窓口を開設されます。従業員の皆様は、介護に直面したら「地域包括支援センター」や、弊社もご支援させていただく相談窓口など社内・社外の相談窓口を上手に活用していただきたいと思います。
ソニー様のような取り組みをされる企業様によって「仕事と介護の両立」の社会風土が醸成されていくことを願っています。

 

主催いただきましたダイバーシティ開発部の皆様、
ご参加いただきました皆様ありがとうございました。