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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

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「仕事と介護の両立セミナー/管理職向け」@かんぽ生命様

2017年8月15日

本日のセミナーレポートは、かんぽ生命 福岡サービスセンター様です。

今回は「管理職向け介護研修」として3時間の研修を実施しました。
かんぽ生命様では介護保険制度に関する学習をイーラーニングで実施されています。
今回は管理職自身の介護に対する不安の払拭と、管理職が“介護に直面した社員とどのように接していくことが必要なのか”を理解することを目的に、講義に加えグループワークを実施しました。

研修は午前9時からスタートしました。
最初は皆様緊張気味でしたが、参加型研修はワークを重ねるごとに盛り上がりをみせます。

<事例>
部下から、下記のような報告を受けました。
「近くに両親が住んでいて、私は結婚して子どももいます。
入院していた母が退院し、父はまだ働いていることもあり、父と私で分担しながら母のお世話をすることにしました。
月に数回、母親の通院や突発的な体調不良に対応しています。」

さて、上司としてのあなたはどのように対応、声かけをしていきますか?

このように複数の事例をもとにケーススタディ、グループワーク、ロールプレイングなどを行いました。

 

以下、セミナー後の感想をご紹介させていただきます。
・座学のみではなく、グループワークを行うことでさらに理解度を確認することが出来ました。
実際に部下対応が必要となった際に実践出来そうな内容でした。
・3時間が短く感じた。介護で悩んでいる社員に対してどのように寄り添いアドバイスしたら良いかを学ぶことができ、良かった。
・介護サービスの情報等、これまでよく理解できていなかったため、とても有意義な研修でした。部下との対話や相談を受けた場合等、これまでよりアドバイスできる範囲が広がったと思います。
また、当社の介護休暇の制度等についても理解を深めなければと思いました。
・介護の状況を話せずにいる社員や、介護サービス及び社内規程を詳しく知らない社員もいるのではないかと感じた。相談しやすい環境を作り、介護サービスや制度の周知を行うことが重要であると感じた。
・管理者として日頃から社員とのコミを図り、社員が何でも相談でき易い環境作りが一番大事なのではと改めて感じました。

 

翌日、「早速、上司から部下へ介護に関する勉強会を開催したいと思います」という嬉しいご連絡を頂戴しました。
「仕事と介護の両立」セミナーを受講後、例えばすぐにご両親に連絡を取ったり、地域包括支援センターへ連絡していただけるのと同様に、管理職向け研修においても、上司から部下へ情報共有するという行動に起こしていただけたことは、大変喜ばしく思います。

ご参加いただきました福岡サービスセンターの皆様、ありがとうございました。