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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

「仕事と介護の両立セミナー」@三菱化学株式会社様

2016年12月28日

本日のセミナーレポートは三菱化学様のご報告です。
この日のセミナーは、従業員のご家族も参加可能というもので、「介護」について「家族」で考えるよい機会となったことと思います。
参加人数は100名、男性6割、女性4割ほどとなりました。

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セミナー終了後、受講者にお声かけいただきました。
セミナーの中で触れた「地域包括ケアシステム」とはどんなシステムなのかというご質問でした。
せっかくですので、ここでも説明したいと思います。

「地域包括ケアシステム」とは要介護状態となっても“住み慣れた地域”で“自分らしい暮らし”を最後まで続けることができるよう、「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活のサポート」が連携しながら提供されるシステムの構築を目指すものです。
今後は認知症の高齢者増が見込まれますので、そういった方々の生活を「地域」で生活を支えるためにも、地域包括ケアシステムの構築が重要です。
自治体を中心に地域の特性にあわせて構築を目指していますが、その構築に向けては「自助」「互助」「協助」「公助」が求められています。
「自助」には「自分のことを自分でする」ことに加え、市場サービスの購入も含まれています。
「互助」は相互に支え合い費用負担は自発的なものです。
少子高齢化や財政状況から、「共助」「公助」の大幅な拡充を期待することは難しいので、「自助」「互助」の果たす役割が大きくなることを意識し取組む必要があるのです。
出典:厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/

上記の表現は少し難しくなってしまいましたが、是非 “アンテナ”を高く張って、新聞、TV、市報や地域のコミュニティなど・・・ご自身やご家族を守るために情報をキャッチし続けていただきたいと思います。

【継枝講師より】
この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。
介護が始まった時慌てないために、今から職場内で介護の話題を出して協力者をたくさん増やしてください!
育児のように明るく前向きに介護の話題ができるようになることが重要です。
主催いただいた人財組織開発部の皆様、参加いただいた皆様に心から感謝いたします。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
継枝綾子