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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

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「仕事と介護の両立セミナー」@松屋銀座様

2016年11月1日

今回のセミナーレポートは松屋銀座様です。
労使で仕事と介護の両立支援に向けた取り込みを続けており、その一環として今年度初めて介護セミナーを開催しました。

ご存知のとおり、デパートというところは基本的に土日や夕方も営業されていますから、介護に直面すると仕事との両立にさらに悩むことになります。
今回のセミナーは9時半~11時までの時間帯で開催し、出席者は勤務前の時間を利用しての参加でした。
人事部の方も「出勤時間や勤務曜日が様々な中、通常のセミナーや勉強会よりもお申し込みが多い」とおっしゃっていましたので、やはり皆様の関心が高いテーマだと感じました。

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90分のセミナーの後、11時半~のシフトの方は急ぎ足で職場に向かわれます。
時間の都合のつく方だけが残り、講師に質問をしていました。(今回は個別にいただいた質問につき、ここでのご紹介は控えさせていただきます。)

テキストに盛り込んだケアプランも人事部様と何度も練り直し、デパート勤務ならではの“土日出勤あり”“シフト勤務あり”の勤務体系と、介護で使える勤務制度、介護保険制度や民間サービスを活用した、実用的なケアプラン事例を資料に盛り込みました。

このように、弊社のセミナーでは、人事部様の思いを反映した「仕事と介護を両立させるため」の実用的なケアプラン作成などを承れます。

【人事部様からの感想】
社員に限らず幅広い立場から想定以上の申込みがあり、現状介護の予定はない者が出席者の多くを占めました。それだけ多くの従業員がいつ介護に直面するかもしれないという漠然とした危機感や不安を持っているということだと思います。
また、介護経験者からも「参考になった」という感想が出ておりますので、いざ介護が始まっても引き続き情報収集が必要というが分かりました。
仕事と介護の両立については、家庭内での調整はもちろんのこと、職場内でいかにコミュニケーションが取れているかということが大切です。同僚がある日介護をすることになるかもしれません。多くの従業員に介護について考えてもらうきっかけとして、今後幅広く聴講してもらう方法を考えたいと思います。

【参加者の声】
・周囲に理解してもらう(ための努力をする)ことが大切。
・最初の一歩として参考になり、不安が少し解消された。
・ケアマネージャーともう少し情報交換する必要があると思った。(介護中)
・気持ちが入った真剣な話で心に響いた。
・もっと具体的な話(相談事例等)も聞いてみたい。

セミナーを聞いていただいた方の“介護に関する漠然とした不安”が少しでも払拭され、介護中の方が“担当ケアマネジャーともっと話す機会を持とう”と、気付きを得ていただけたなら、とても嬉しく思います。
貴重なご意見、ご感想をありがとうございました。