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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

両立に不安を感じている方々の共通点と、アドバイス

2016年10月26日

皆さん、こんにちは。
仕事と介護の両立支援セミナー講師の継枝です。

おかげさまで、多くの企業様とのご縁をいただき、北海道から沖縄まで全国各地でセミナーを開催させていただいております。
微力ではございますが、今後もセミナーや個別相談会を通じて皆様のお役にたてれば幸いです。

本日は、介護相談をお受けしてきた中で(セミナー後の質疑応答、座談会、個別相談会など)両立に不安を感じている方々の共通点とアドバイスをご紹介させていただきます。

 
ケアマネジャーと上手くいってない場合

(共通点)
ケアマネジャーとしっかり向き合い話し合えていない。
自分で解決しようと一人で抱え込み他人の言葉が受け入れられない。

(アドバイス)
ケアマネジャーに今抱えている課題や不安に思っていることをできるだけ伝えてください。
ご両親と働いている皆さんが困っていること、やってあげたくても出来ないことを包み隠さずケアマネジャーにお話することが重要です。
介護でバランスが崩れた関係をバランス良く修復&繋いでくれる重要な存在がケアマネジャーです。
介護は長くて10年以上かかります。ストレスを軽減し長く介護と向き合う為にはケアマネジャーに一番の理解者になってもらいましょう。

 
家族や両親と上手くいってない場合

(共通点)
自力で解決しようと一人で抱え込み過ぎて余分な力が入っている。
依存関係から抜け出すことが出来ない。

(アドバイス)
介護を一人で抱え込みすぎると身体も心も辛くなってしまいます。
特に仕事をしながら介護をする場合は負担が大きいため専門家の協力が不可欠です。
そのことを柔軟に受け入れ、先ずはご両親の住む地域の地域包括支援センターに相談しましょう。
介護に関わる前や介護中、いつでも大丈夫です。
今抱えている介護の課題を専門家に共有し、介護の辛さや心配事を受け止めてもらいましょう。
そして課題をどう解決していくのかアドバイスをいただき、介護のことは介護のプロに任せ、皆さんはコーディネーター役に徹しましょう。
ケアマネジャーと密に連絡を取り合い二人三脚で仕事と介護の両立期間を乗り越えてください!

 
仕事と介護の両立をする為には、ひとりで抱え込まない、ケアマネジャーに1番の理解者になってもらうことが重要です。

皆様と皆様のご家族の幸せを心からお祈りいたします。
継枝 綾子