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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

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「仕事と介護の両立セミナー」@日産自動車様

2016年8月29日

この度のセミナーレポートはお盆の直前に開催された日産自動車様。
8/3(水)テクニカルセンター、8/5(金)本社にて開催されました。

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日産自動車様では昨年12月にも実施しており、今年度は2クール目となります。
昨年は管理職を対象に行いましたが、反響もよく(満足度100%!)、
今後はより多くの従業員に「仕事と介護の両立について」学んでいただきたいとのことで、任意参加での実施となりました。
前回セミナー後のアンケート結果をふまえ、今回は「社内コミュニケーションについて」さらに皆様の心に響くようにお伝えして参りました。

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従業員の皆様から頂いた質疑応答の中から、いくつかご紹介します。

8/3開催より
【質疑】特別養護老人ホームは待機者が多いとのことですが、申請順に順番待ちをするということでしょうか。

【応答】申し込み順の入所ではなく、必要性の高い人から入所できるようになっています。
「子ども達が同居しておらず、要介護のお年寄りが老老介護で何とか生活しているような場合」は、ポイントが高くなります。
もちろん介護期間もポイントに加算されます。

【補足】このポイントは、要介護○だと○ポイント、単身者だと○ポイント、マヒがあると○ポイントというように、ポイントが加算されます。
極端な例では「単身で身寄りもなく、認知症があり日々の生活もままならないといった場合」は、最優先で措置による入所が可能です。介護が必要な方のお住まいの自治体にお尋ねください。

8/5開催より
【質疑】介護保険サービスの利用を始める際、誰が主導して決めるのでしょうか。

【応答】サービスを受ける場合、介護支援専門員(ケアマネジャー)にケアプランの作成を依頼することになります。
このケアプランを基に「サービス担当者会議」が開かれます。サービス担当者会議は利用者の状況に応じて、そこに関わる関係者全員が情報を共有、意見し、理解を深めることにあります。ケアマネジャーが進行役を務めてくれます。

【補足】サービス担当者会議の参加者は「利用者本人およびその家族」「介護支援専門員」「主治医(かかりつけ医)」「各サービス事業者」といった関係者です。
開催場所は特に指定されておらず、利用者本人の居宅で行うことが最良とされていますが、会議構成員全員が適切と考える場所(会議室)などで開催します。
ケアマネジャーが進行してくれますし、仮に主治医が参加できない場合は、照会により意見を求めてくれますので、ご安心ください。