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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

管理職として心掛けていること

2019年12月26日

こんにちは、ケアボスです。

当社では昨年より『管理職向け「仕事と介護の両立支援」研修』をスタートさせており、ソニー㈱様、三菱自動車工業㈱様、㈱オリエンタルランド様、みずほリース㈱様ほか多数の企業で開催させていただいております。
研修では、「仕事と介護の両立セミナー」の基礎研修も一部網羅しながら、部下や同僚が家族らの介護に直面した際に心掛けてほしいことや具体的な行動例のお話など、グループワークも織り込みながら実施しています。

私自身、父親の介護に直面し11年目に入りました。日本の平均介護期間は4年~5年といわれていますので私は平均の倍以上もの期間、家族の介護に直面していることになります。この期間中、介護度や容態の変化、父に加え母の要介護認定など、様々な経験をしました。

そこで私が管理職として、介護に関して社内で心掛けていることをお伝えしたいと思います。それは、社員に自身の介護体験を発信し共有することです。社員によっては家族らの介護をきわめて個人的なことと捉え、ひとりで抱え込んでしまう場合があると思いますが、ひとりで抱え込んでしまうと、会社や他の社員のサポート等が得られず、ひとりで苦しみ、最悪の場合は「介護離職」を選択してしまうことにもなりかねません。これまで築いてきた大切なキャリアですので、家族らの介護に直面しても仕事との両立がはかれるよう、自身の介護に関する状況等を自由に発言できる職場風土を醸成することが私は大事だと思っています。

その影響なのか?は定かではないですが、社内で自身の介護に関する状況を発信する人が多いように感じています。