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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

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仕事と介護の両立セミナー@日立ハイテクノロジーズ様

2019年7月31日

本日のセミナーレポートは日立ハイテクノロジーズ様です。
日立ハイテクノロジーズ様では昨年初めての介護セミナーを行いましたが、
本年度も本社と事業所でのセミナーを予定されています。

本年度のセミナーもダイバーシティ推進 専門部長のご挨拶から始まりました。
「みなさん、こんにちは。
昨年に引き続き、仕事と介護の両立を支援するセミナーを開催いたします。
介護はどなたにも、突然やってくる可能性があります。
今からできることとして、職場のみなさんで共通認識を持っておく、
ご家族の中でも情報を共有していただき、
みんなで支えあえる職場、風土の醸成を目指しましょう。」

中継先も含めて110名ほど受講いただきました。

100分ほどの講義と質疑応答をお受けいたしました。

おかげさまで理解度は92%、有益度は100%となりました!

【 質問①】
姉が義父母を介護中です。
私とは遠く離れて住んでいるのですが、一人で抱えこんでいるのではないかと気がかりです。よい声かけ方法について教えてください。
【回答】
弟さんがせっかくセミナーに参加され、そのように感じていただきましたので、是非きょうだいで向き合って、話してみてください。
今日の配布資料を共有してもよいと思います。
「2000年に介護保険制度が出来てから、我々は介護保険料を支払い続けていて、高齢者は年金から天引きされているので、使わないともったいないよ?介護保険でできる住環境の整備から始めてみたら?」などと理論で説明してみてください。

感想を一部ご紹介させていただきます。
・老親と同居しており、日々の変化に漠然とした不安を募らせながらもまたどんな準備をしたらいいのか、どう動けば良いのか判らずにいました。更に、本人の意思も尊重せねばと、一人相撲を重ねていたのですが、セミナーにより具体的な作業内容がはっきりして不安が少し減りました。早速、地域包括支援センターを調べ、今週末にはマイナンバーを取得し、かかりつけ医を作るべく医者に一緒に行く予定です。
・私自身、すでに5年ほど前から介護に携わっていたため、介護について、また介護と仕事の両立ということについては、相談したり、他団体のセミナーに赴き、対応してきましたので、個人的には今回のお話を、せめて3年くらい前に伺っていたら、良かったと思ったりしました。ただ、実際に介護に向き合っている私としては、今回の内容は、今後介護に向きあっていく方にとって、他人ごとではなく、具体的な行動に結びついてくれるのではないかと思っています。介護は、本当にそれぞれの状況が100人いたら100人とも違いますし、いつ終わるかわからない中で、今後も、具体的な対応などセミナーを通して、伝えてもらえたら介護をする方にとっては、心強いと思います。

ご参加いただきました皆さま、
主催いただきましたダイバーシティ推進グループの皆さま、
ありがとうございました。