▲ TOP
パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

介護に直面した際の「初動」

2018年6月7日

こんにちは、ケアボスです。

母の腰の圧迫骨折による入院、父のショートステイ入所と3月末から5月にかけては、環境がめまぐるしく変化しました。
遠距離介護なので、ケアマネジャーやショートステイのご担当の方には頻繁に電話連絡をし、
遠くからでも可能な問題解決は行ってきましたが、それでも実際に帰省し対応しなければならないことが出てきます。

母が入院し父がショートステイに入所した3日後、私は帰省をして電話では不可能なことを行いました
いわゆる今回の事態に対する「初動」です。

まずは病院とショートステイに離れて暮らすことになったふたりの顔をそれぞれ直接確認し、心のケアを行うことを行いました。
また、本人たちは望んでいないものの、いざという時のために介護付き有料老人ホームを3つ見学し(予約は遠隔からネットを活用し事前に行える)、その後は担当いただいているケアマネジャーの事務所に伺い今後の進め方などを相談しました。
これらの「初動」にかけた日数は私の場合は「1日」でした。

「初動」には2~3日は必要

しかしこれにはかなりの無理がありました。1日で6つの場所を動いたのですが、全てが点在しているため、タクシーを使い、走り続けてようやく全てをこなせたのですが、やはり介護に直面した際に、どなたもが行うであろうこの様な初期の行動は2日~3日かけるべだと思いました。

後日、ケアマネジャーから、かかりつけ医への父との同行やショートステイの手続き等の要請があり、また個別に母親から依頼されていることなどもあって2回目の帰省をしましたが、この時は前回の反省も踏まえ、2日間かけることにしました。

遠距離介護のなか、仕事と介護の両立を果たすには、離れていてもできることはやっておいて、現地での行動はなるべく効率的に行うことが必要だと思います。 ただ、要介護者との面談時間など効率化できないこともあるため、職場の理解を得たうえで介護休暇などを取得し、ゆとりある計画を立てることが必要であると感じました。

母が圧迫骨折をして約1ヶ月間のリハビリは順調で、4月末に退院のめどが立ちました。
介護認定も下りることになりました。ではまた次回。