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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

介護保険改正のポイント

2018年4月23日

みなさん、こんにちは。
仕事と介護の両立セミナー講師の継枝です。

木々の緑も色鮮やかになってまいりましたね。
皆さんはいかがお過ごしですか。

2018年度は診療報酬と介護報酬の同時改定の年でした。
従来から国は社会保障費の低減等を主な目的として
施設から在宅への流れを推進し医療と介護の連携や地域単位でのケア等を進めてきました。

そこで今回は介護保険改正のポイントをご紹介いたします。

【平成30年4月から】
①65歳以上の方(第1号被保険者)の介護保険料が改定されました
②介護保険サービスを利用したときの利用者負担額が変わりました
③介護保険施設「介護医療院」が創設されました
④「共生型サービス」が創設されました

【平成30年8月から】
⑤利用者負担割合が2割の方の中で特に所得が高い方は、3割となります
⑥高額医療合算介護サービス費の限度額が変わります

【平成30年10月から】
⑦福祉用具について、適正価格が公表されます

平成30年度介護報酬改定の主な事項について(厚労省)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000196991.pdf

 

仕事と介護の両立を果たすためには、最新の情報を収集するだけでなく
それをどう活用するかが重要です。

行政は「情報」は提供してくれますが「上手に活用」することは自助努力が必要です。
しかし自助努力も限界があるため、地域包括支援センターやケアマネジャーに相談してみましょう!!
仕事と介護の両立を果たすためには、ひとりで抱え込まず家族だけで抱え込まずプロに任せることが重要です。
皆様と皆様のご家族の健康と幸せを心よりお祈り申し上げます。

継枝綾子