▲ TOP
パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

MMB運動で認知症ケアしましょう!【認知症予防と認知症ケア】

2017年11月29日

皆さん、こんにちは。
仕事と介護の両立セミナー講師の継枝です。

街並みがキラキラと輝く素敵な季節になりましたね。
皆さんはいかがお過ごしですか。

 
本日は認知症予防と認知症ケアについてのお話です。

 
まず認知症の代表的な疾患は、アルツハイマー型認知症脳血管性認知症です。
その他、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などさまざまな症状があります。(認知症ねっとより)
どれも元を辿ると生活習慣病からきていることがわかります。

*********************************************************************************************
生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群のことを指しています。
(http://www.smartlife.go.jp/disease/ 厚生労働省健康局より)
**********************************************************************************************

つまり!!

●認知症予防には
食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣を改善していくことをお勧めします。

 

●認知症ケアには

「水 メシ クソ 運動」
(参考:国際医療福祉大学大学院の竹内孝仁教授の「認知症のケア」(年友企画出版))

言葉を少し変えて、

「水 メシ ベン 運動」が重要です。

私たちは認知症ケアについて、心理的アプローチに偏りがちですが物理的アプローチも並行して必要なのです。

 
水は1日1300ml以上の水分補給
水分が不足すると脱水症になります。
※ちなみにビールやアルコール類は利尿効果(尿量を調節するホルモンを抑制してしまう)があるため、結果的に脱水に陥ってしまうので注意が必要です。

 

メシは一日1500Kcalくらいの食事
栄養が不足すると、活動力、体力に影響を及ぼします。

 

 

ベンは便秘の解消
便秘が続くと精神状態が不安定になります。

 

運動は体を動かし、日常生活での活動性を引き上げること
運動が体力、活動力の向上や維持をもたらして認知の働きに影響をあたえます。

名付けてMMB運動をお勧めします!!

認知症になることを憂うのでなく、ならないために今何ができるか行動しましょう。
生活習慣病から抜け出し、MMB運動を忘れずに!!

継枝 綾子