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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

親子のコミュニケーションの重要性について

2017年9月20日

皆さん、こんにちは。
仕事と介護の両立セミナー講師の継枝です。

秋風が薫る爽やかな季節になりました。
食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、睡眠の秋
秋のイメージは様々ですが皆さんは何を連想されますか?

本日は、先月のテーマ「施設入所を検討するタイミング」に引き続き、親子のコミュニケーションの重要性についてお話をさせていただきます。

仕事と介護の両立という課題を抱えていることを前提に、両立をする上では親子のコミュニケーションは重要となります。
人間の心理として、なるべく避けたい話題についてはどんなに真摯に向き合っても会話はギクシャクするものです。

 

「お父さん、老人ホームの件なんだけど、、、」

「・・・・・」

 

そうならないためには、日頃からの親子とのコミュニケーションを心がけてください。

前回「要介護3以上」の認定が下りたら「施設という選択肢もあるかな~」と心の準備やご家族との会話の機会を設ける事をお勧めしますとお伝えしました。
でも普段からコミュニケーションがとれていないと、なかなか施設入所の話題を切り出すのは気兼ねしてしまうでしょう。
また頑張って切り出せたとしてもきっとギクシャクしてお互い嫌な気持ちになってしまうと思うのです。

では、そうならないためにはどうしたら良いでしょうか。

何気ない会話を今日から日常に取り入れてみてください!
LINEで繋がるのでも良いので、今よりも多くコミュニケーションの機会を増やすことをお勧めいたします。

また兄弟姉妹との関係も一度見直すチャンスです。
介護に直面した際、兄弟姉妹の役割分担ができているのとできていないのとでは進み方が変わってきます。
例えば、要支援1や要介護1と認定が下りたら意識されるのでも良いと思います。
要するに、今よりもご両親と距離を縮めるきっかけ作りをすることが大切です。

 

皆さんが常にベストな道を選択するためには、事前の準備が重要です。
継枝綾子