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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

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夏の風物詩~デイサービス妙典邸~

2017年8月14日

毎年、この時期になると夏の風物詩である花火大会やお祭りなどが行われ、浴衣や甚平を着た方を多く目にします。
私の地元では隅田川花火大会が7/29に行われました。
当日はあいにくの雨で、開催出来るのだろうか?とせっかく着こんだ浴衣も雨に濡れ、不安そうな顔をされていた方も多くいらっしゃいましたが、何とか無事に開催出来ました。

隅田川花火大会はテレビ中継もされるほど有名な大会で、今年の司会者は高○英○さんでした。
昔、アナウンサーだった娘さんが司会者をした時も大雨で中止になったこともあり、親子揃って雨男に雨女か?と思ったのはここだけの話です。(笑)
さて、デイサービスでも夏の風物詩を楽しんでいただこうと、夏祭りと銘打って、
全国のデイサービスでも屋台を出したり盆踊り大会を開いたり等、スタッフが趣向を凝らした内容で利用者様に楽しんでいただいております。

その中でも、デイサービス妙典邸は、毎年恒例の「流しそうめん」を開催しております。
毎月、色々なイベントは開催していますが、この時期ならではのイベントであること、また前回が好評だったこともあり、今年も開催する運びとなりました。

ただ単に、そうめんを流すのではなく、利用者様と一緒になって、そうめん以外の食べ物や用意する物などの検討会を開催します。

≪検討内容≫
そうめんに付け合わせる食べ物は何にするか?
めんつゆ以外は何か用意してみようか?
当日に用意するエプロンはどうしたらいいか?
誰に何の役割をやっていただこうか?     等々

この様なお話をスタッフミーティングで終わらすのではなく、6月頃から利用者様と一緒に話し始めると、
「そういえば去年もやったわよねぇ~」「去年は何を作ったのかしら?」等、利用者様との会話も盛り上がると共に、
新しくご利用いただいた方も、「楽しそうねぇ~!」「私も流しそうめんに参加したいわ!」とお声もいただき大いに盛り上がります。

利用者様の中には、去年のことをお忘れになられている方もいらっしゃいますが、その方には去年の写真をお見せして、
「こんな風に楽しんでいましたよ!」と伝えると、「そうだったかしらねぇ?」や「あらっ楽しそうじゃない!」等、様々な反応があります。

このように、その月のその時だけを楽しむのではなく、想い出話をしたり利用者様に役割を持っていただくことで「やりがい作り」に繋げていき、
皆様が当日を楽しみにしてくださるようにスタッフは日頃から心がけています。


普段車椅子を使用していらっしゃる利用者の方々も、この日ばかりは自ら立ち上がり、我先にそうめんを!と取っていかれます。
そんな皆様の様子は、毎年流しそうめんを開催して驚くことでもあり大変嬉しいことです。
同時に、利用者様お一人おひとりのやりがいや生きがいを、我々はどのようにして引き出していくべきかと、考えさせられる良い機会をいただいております。

次はどんな仕掛けを用意して、どのように楽しんでいただこうか・・!

利用者様のやりたいことや、やってみたいを具現化し、楽しみを持ってデイサービスをご利用していただけるよう、これからもスタッフ一同で頑張ってまいります。