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パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

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「甲子園と高齢者 ~そして夏が来た~ 」

2017年7月27日

こんにちは。ケアボスです。
今年も夏の甲子園を目指す球児がひたむきに白球を追う夏が来ました。
私は例年通り千葉県予選を数多く観戦しました。そして7月25日ついに代表校が決定しました。2年連続6回目の出場が決まった木更津総合高校!出場おめでとうございます。千葉県代表校の全国優勝は1975年の習志野高校から実に40年以上遠ざかっており、今年こそ!と熱い期待を抱いております。
ブログを書いている今日7月27日時点では西東京はベスト4で、かの有名な清宮選手がプレーする早稲田実業高校が残っています。出場が決定するかどうか全国の注目の的ですね。


(千葉マリンスタジアムで戦う高校球児たち)


(マリンスタジアムから見た夏の空!たまりません)

 

「甲子園球場のチケット獲得が難しい」

さて今日は甲子園と高齢者の関係について書きたいと思います。
何十年も甲子園大会を見続けている私は、近年の変化に気づいています。それは何かというと、簡単に言えば観客の数が急増しているということです。
40年以上前、父親に連れて行ってもらっている頃は、たとえば当時のスーパー高校生であった作新学院の江川卓氏が出場する試合であっても少し早目に行き並べば観戦が可能でした。
しかし最近はと言えば、たとえば昨年などは私の友人が始発前の4時から並びそれでも内野席すら購入できない、そんな事態になっています。
これはここ3~4年くらい前からの現象です。私は期間中いつでも観戦が可能な「通し券」をあらかじめ買っているので観戦ができますが、とくにお盆休みの頃や、好カードがある日の当日券は前夜から並ぶ覚悟がいると思います。

 

「甲子園にも高齢化の波が・・・」

また、客席を見渡すと多くの高齢者がいることに気づきます。
何歳からが高齢者なのかは議論の分かれるところですが、70歳前後から上の世代であろう、とくに男性がたくさん観戦されています。おひとりで観られている方のほうが多いと思います。以前はそこまで多くの高齢者はいませんでした。
高齢者の球児をみつめる眼差しは、自身の人生、若い頃の思い出などと重ね合わせているように見え、白球を追う若者の純真から発散されるエネルギーを享受しているように感じます。

いつまでも元気な生活を送るために心の健康は非常に重要だと言われています。
第99回全国高等学校野球選手権大会を通じ多くの高齢者の心が活性化されることを念じつつ、やがて自身もその立場で観戦することを想像しながら多くの高齢者とともにひとつの球場に集合してきます。