▲ TOP
パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

地域包括支援センターに相談するタイミングについて

2017年1月10日

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年も引き続き「真心」をモットーに、微力ではございますが皆様のお役に立てるよう精進して参ります。

おかげさまで、2016年は北海道から沖縄まで、全国各地で仕事と介護の両立支援セミナーを開催させていただき、充実した日々を過ごさせていただきました。誠にありがとうございます。
住む土地が異なっても、介護で抱える課題はみんな同じだということも学びました。

この貴重な体験を、これから出会う多くの方々に還元していくことが私の使命だと思っております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

2016年を振り返り、一番印象に残った質問があります。
きっと皆様にも参考になると思いますのでご紹介させていただきます。

質問
地域包括支援センターに相談するタイミングはいつですか?

回答
1、介護に直面した時
2、まだ介護は必要ないが、数年後わからない
3、本当は介護が必要だが、親が拒否している
4、最近、物忘れが頻繁、よく躓く、同じ話を繰り返すなど今までと違う症状が出てきた
5、ケアマネジャーとうまくコミュニケーションがとれない
6、施設を探したいので情報がほしい
など・・・

そうなのです。
地域包括支援センターに相談するタイミングは、介護に直面した時だけでなく、
ご両親の変化に気づき不安に感じた時など、直面前でも一向に構いません。
躊躇せずに積極的に地域包括支援センターに相談しましょう!

地域包括支援センターの役割
↓↓↓
地域包括支援センターには保健師また経験のある看護師(保健師等)、社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)の専門職員が
高齢者の相談や介護予防のケアマネジメントを行う高齢者の総合窓口です。
1.介護予防の為の助言、指導 2.高齢者の権利擁護 3.介護支援専門員(ケアマネジャー)への助言、指導 4.要支援認定の方のケアプラン作成(介護予防ケアマネジメント)が主な仕事になります。

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/dl/link2.pdf
(参考:厚生労働省HP)

全国地域包括支援センター一覧
↓↓↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/
(参考:厚生労働省HP)

必ず皆様のご家族の住まれている地域には管轄の地域包括支援センターが存在します。
インターネットで「住所 (スペース) 地域包括支援センター」で検索してみてください。
簡単に担当の地域包括支援センターを調べることができます。

遠距離介護の場合はすぐに駆けつけられないためご家族の安否を心配されている方が多いと思います。
そのような時に、担当の地域包括支援センターが日々の状態を把握してくれていたらどれほど心強いことでしょう。
今から地域包括支援センターとのパイプを作り、転ばぬ先の杖として準備をし、大難を中難に、中難を小難に、小難を無難にしていきましょう!

2017年も素敵な一年になりますように…
皆様と皆様のご家族の健康と幸せを心よりお祈り申し上げます。

継枝綾子