2016 冬至~デイサービス妙典邸~
2016年12月29日
今年も残り僅かとなり、また、一段と冬の寒さが増してきましたが、皆様は如何お過ごしでしょうか。
この時期はインフルエンザやノロウイルスが流行し、利用者様をお預かりする我々は、いつも以上に神経を尖らせて対策等を講じております。
しかし、利用者様のご家族が罹ってしまい利用者様に蔓延するケースや、スタッフのお子さんが学校で罹ってしまうなど、完全に防ぐことが出来ずに頭を悩ませてしまいますが、手洗い・うがいの徹底や加湿対策、次亜塩素での除菌清掃を徹底し、二次・三次感染を防ぐ努力しております。
デイサービスでインフルエンザ対策を講じながらも、利用者様には『季節行事』を楽しんでいただける企画をご用意しております。
今回のテーマは『冬至』です。今年の冬至は12月21日(水)でした。
この週は冬至ウィークとして、今年は『みかん湯』を実施しました!
何故、みかん湯にしたかと言いますと、妙典邸の利用者様から11月終わり頃に管理者に相談がありました。
内容は、毎年みかんが成るのだけど、肩が痛くて高いところの枝になっているみかんが取れず、ここ数年はそのまま腐らせているとのこと。その事を知ってか知らずか、ご近所さんが断りもなく勝手に持って行っちゃうのだそうです。(ご本人談ですので実際はどうか分かりません)
どうせ腐らせるぐらいなら、妙典邸で持って行ってくれないか?との話だったので、デイサービスをご利用されるお帰り時に、管理者がハサミと籠を持参して利用者様の監督の下、枝の切り方から回収方法までご指導いただき、かなりの量のみかんを頂戴しました。
食べる事も出来るそうですが、美味しい時期までは1週間は置いた方が良いとのことで、デイサービスで保管しておりました。
冬至の時期に合わせて保存をしておりましたので、丁度良い色味や香りが出てきた頃に、入浴時間にみかん湯を実施させていただきました。
この場をお借りして、T様のおかげで利用者様が楽しめる行事が出来ましたことを心より感謝申し上げます。
余談ですが、冬至には『ん』の食べ物を取ると良いそうです。
だいこん・にんじん・れんこん・うどん・ぎんなん・きんかん・・・
どれも最後に『ん』が付きますが、何故、冬至にかぼちゃなのでしょうか?
かぼちゃを感じで書くと『南瓜』
読み方をかえると『なんきん』と言うそうで、かぼちゃも『ん』が付くので、運を呼び込めるそうですよ。
来年の冬至には皆様も運をつけて下さいね!