▲ TOP
パソナライフケアの仕事と介護の両立支援ブログ

in Action

「多重介護をしています」

2016年12月29日

ご無沙汰しています。ケアボスです。
11月中旬、神宮球場で行われた高校野球秋季全国大会を観戦してきました。今大会はご存じ早稲田実業の清宮幸太郎選手が出場するとあってとくに注目されました。
1年生の夏、甲子園鮮烈デビューを果たしたことは記憶に新しいところですが、その後、残念ながら2大会連続で甲子園切符を逃しました。
しかし秋季全国大会に駒を進めた高校は甲子園センバツ大会に選ばれて出場できますので、新3年生となる来春、再び甲子園にお目見えです!今から楽しみです!!!

1229
(神宮球場の打席に立つ清宮幸太郎選手)

 

義母が圧迫骨折で入院

さて、私の父の介護の話は何度となくこのブログで紹介しましたが、実は妻の母親も介護認定を受けており「要支援2」の状態です。
父母同様、義母も関西で暮しており千葉で暮す私どもとは遠く離れた地にいます。義父をすでに亡くしており、義母は現在、在宅でひとり暮らし。週に2度ほど訪問介護のスタッフの方に来てもらい身の回りのお世話を受けていますが、通常の生活を送ることはなんとか出来ていました。
そんな中、冬の支度をしようと自力でこたつの板を運んだ際、腰の骨を圧迫骨折し動けなくなったのです。11月初旬のことです。
近所の方のサポートを受け、すぐに入院となりました。妻は物品の支度や様々な手続き、そして何よりも心の支えとなるためにすぐに関西に向かいました。
翌週には妻の妹、またその翌週は私と私の実母、先日は妻が2度目の帰省をしてサポートしています。

 

介護は突然やってくる

とくに75歳を超えた高齢者は、急な体調の変化や怪我などにより、いつ何時介護が必要になるかわかりません。
徐々に体調が悪化し介護が必要になるケースもありますが、義母のようにある日突然寝たきりや介護が必要になることがよくあります。
その時、家族はどういった動きをとるべきでしょうか。

 

仕事と介護の両立に向けた準備

パソナライフケアでは、企業で働く従業員の方に向け「仕事と介護の両立支援サービス」を2015年からご提供させていただいています。
お蔭さまですでに100社を超える企業のご支援をさせていただきました。人事やダイバーシティ推進などの部門では、出産・育児に続き「仕事と介護の両立支援」に力を注がれており、お引き合いは私どもの想像をはるかに超えるものとなりました。(サービス詳細はコチラ
「仕事と介護の両立支援セミナー」で講師を務めるケアマネジャーが受講者に繰り返しお伝えしていることは、家族がどういう介護を望んでいるのか、介護に関する相談はどこにすべきか、介護にかかる費用のイメージや仕事との両立のシミュレーションなど、事前の準備がとても重要だということです。
準備をすることで、いざという時に適切な行動が取れるばかりか、心のゆとりも生まれのではないかと思います。

 

妻の初動

義母の入院の知らせを受け、妻はまずは担当のケアマネジャーに電話をし、現在状況の把握、今後想定しておくべきことなどの確認をしておりました。
子供の世話もあり多くの日数帰省するわけにはいかないので、コルセットの手配、物品の準備や入院や金融機関の手続き等、義母に代わって行うことがらを帰省前に整理して、帰省時に効率よく動けるための準備をしていました。そうして確保した時間を義母の心の支えの時間に費やそうと考えているようでした。

 

実父、義母のふたりの介護を遠距離で支えることに私は直面しています。
時間の経過とともに変化する介護の状況に合わせ私はどう家族を支援してゆけばよいか、次のステップの想定も始めています。
皆様の参考になればと私の「遠距離多重介護」について、このブログで追って紹介してゆきたいと思います。

care-