【開催のお知らせ】2021年12月17日 World care café ~福祉の国際化を考える人・文化をつなぐ未来への交流会~
外国人介護人材の受入れと日本の地域社会
ワールドケアカフェとは?
介護の国際化を目指す交流の場です。インプットの場として、アジアを中心とする海外各国と日本の介護・福祉に関する様々な情報提供や、取り組み事例の発表等を行い、その後参加者同士でテーマに沿ってざっくばらんに意見交換を行います。国境を超えて、介護に興味があるさまざまな立場の方々同士が日頃感じていることを語り合い、耳を傾け、共に学びあうことで、お互いの理解を深め、可能性を感じてもらうことを目指しています。この取り組みを通じ、介護業界の未来の創造に寄与できればと考えています。
今までの開催テーマ(例)
✔ 徹底解説!「介護にかかわる在留資格」✔ 外国人技能実習生に聞く日本の介護現場
✔ 日中介護用品における現状と展望
✔ ベトナムで介護士として働く日本人の体験談
✔ 介護技能実習生の受け入れについて
✔ スウェーデンの介護について
✔ オーストラリアでの介護経験を語る
✔ モンゴルにおける介護の現状と生活文化
参加者の声
外国人人材受け入れについてソフト面、ハード面の両方学ぶことができました。介護の現場に外国人を迎え入れて育成するには、沢山の取り組むべき課題もあるということも理解できましたし、その解決のヒントを感じることができました。今後もこのような活動や交流を通じて現場の理解促進や問題解決に向き合いたいと思います。(施設経営者 W氏)
ワールドケアカフェin滋賀に参加しました。普段関わることのできない方々と交流できる機会をいただきありがとうございました。入管法の改正によって、多くの局面で外国人の方々が活躍できる社会が形成される一方で、私たちがより一層グローバルの考え方を柔軟に持ち、外国人の方が暮らしやすい環境づくりを行っていくことの重要さを学ばせていただきました。
(大学生 T氏 )
ベトナムで介護士として働くDさん(日本人)の体験談から、逆に外国で働くことをリアルに感じることが出来ました。その後のグループでの意見交換でいろんな再発見がありました。今こそ日本人ももっと介護を楽しむ気持ちでその魅力を発信するべきだと改めて思います。外国人介護士を受け入れるためのおもてなし精神なくしては、選ばれない日本になってしまう」という危機感もあります。
(社会福祉士 K氏)
ワールドケアカフェ物語 『名刺の力』
ある介護施設の相談員と中国人介護スタッフが一緒に参加。後日その中国人介護スタッフから素敵なメッセージが届きました。「今まででいちばん嬉しいプレゼントをいただきました。働いている施設が私に名刺を作ってくれたのです。薄くて小さな名刺ですが、施設の温かい気持ちと自分の責任を感じました。仕事を頑張らない理由がない。前へ、前へ進みます!」ワールドケアカフェで感じたこと、気づいたことを現場に持ち帰って実践することは、この活動の目的の一つです。そのメッセージをキャッチし、形にした相談員に、大きな「いいね!」を送りたいと思います。また、外部の活動への参加を後押ししてくれた施設の経営者にも敬意を払いたいと思います。 国際介護サービスの実現に向け、イノベーションをみんなで起こしましょう!(張)
【活動が多数のメディアに紹介されています】
中日新聞・女性自身(人間シリーズ)・神奈川新聞・福祉新聞・東京新聞などイベント概要
【日時】
2021年12月17日(金) 18:00~20:00
【内容】
介護の国際化を目指す交流の場。外国人介護人材と地域社会における最新組み事例の発表等を行い、その後ざっくばらんに意見交換を行います。#外国人介護人材の活躍#孤独防止…課題解決、多文化共生まちづくりのヒントと出会う場でもあります。
【プログラム】
第一部:事例発表(ワールドケアカフェ会員)
第二部:質問応答・グループディスカッション・まとめ
【場所】
パソナグループ JOB HUB SQUARE 2階 保育アカデミールーム
東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビルヂング(JR東京駅 日本橋口 出てすぐ)
【参加費】一般:2,000円 / ワールドケアカフェ会員:無料
<株式会社張福祉コンサルティング 代表 張悦(チョウ エツ)氏>
幼いころから日本に興味を持ち、2001年に来日。福祉施設を見学したことをきっかけに福祉に興味を持ち、日本の福祉系大学に進学。約4年間日本の介護現場で働きその後、福祉用具のメーカー勤務を経て、2014年に独立。介護を目指す外国人を迎える施設の役に立ちたいと考え、日本と海外を橋渡しするコンサルティング事業の傍ら2016年より東京・大阪・名古屋でWorld care caféを定期開催。
主催:株式会社張福祉コンサルティング
協賛:株式会社パソナライフケア