お知らせ

日本初!“産業財産権”を専門に扱う信託会社「株式会社パソナ知財信託」1月18日営業開始

株式会社パソナナレッジパートナー(大阪市中央区、代表取締役社長 若本博隆)は、日本で初めての特許権等の産業財産権を専門に扱う信託会社『株式会社パソナ知財信託』(東京都千代田区、代表取締役社長 豊田秀夫)を設立し、2021年1月18日(月)より営業を開始いたします。

「受益権を通じて財産を支配しつつ、プロフェッショナルの専門能力を活用できる」信託制度は様々な財産分野で幅広く利用されており、2004年12月の信託業法の改正では、知的財産権における信託も可能となりました。現在、日本における信託財産の総額は2020年3月末に1,263兆円に達するなど(※)、その市場規模は年々拡大している一方、先端技術と直結することが多く専門的な知識が求められることから特に特許権・意匠権・実用新案権等の“産業財産権”を専門に扱う信託会社の市場参入は進まず、自社で活用を行ってきました。しかし近年、企業の知的財産戦略の高度化やグローバル化が加速する中、産業財産権の分野においても、プロの専門能力を活かして財産を産み、育て、活用することが求められています。

そこでこの度、パソナナレッジパートナーは、新会社『株式会社パソナ知財信託』を設立し、日本初の産業財産権の信託を専門に扱う信託会社として、これまで実現が困難であった知的財産分野におけるトータルソリューションを提供してまいります。
『パソナ知財信託』では、パソナグループとして特許調査業務で2016年度に民間企業初の全技術領域の39技術分野において特許庁に登録した実績や、親会社であるパソナナレッジパートナーの知的財産管理業務で年間のべ国内約7,000件、海外約7,500件の特許出願を支援している実績と豊富なノウハウを持つ人材を活用すると共に、これまでパソナナレッジパートナーが法律上取り扱うことができなかった「出願業務」を行うことで、出願から権利の維持・活用まで、お客様のより幅広いニーズに対応する最適なソリューションを提案いたします。

 『パソナ知財信託』は、企業の知的財産に関わる効率的な管理・活用や、グローバル化対応を支援することで、知的財産分野のさらなる発展に貢献してまいります。

 ※一般社団法人信託協会「日本の信託2020」他参照
 
 
 
~新会社『パソナ知財信託』概要~
 
会社名:株式会社パソナ知財信託(Pasona Intellectual Property Trust Inc.)
 
住所:東京都千代田区大手町2-6-2
 
設立:2020年9月1日(火)
   ※2020年12月9日 登録 管理型信託業 関東財務局長(信)第20号
   ※2020年12月9日 株式会社パソナ知財準備会社から商号変更
 
営業開始:2021年1月18日(月) 
 
資本金:1億円(資本準備金含む)
 
出資構成:株式会社パソナナレッジパートナー 100%
 
代表者:代表取締役社長 豊田秀夫
 
事業内容:知的財産権(特許権、意匠権、実用新案権およびこれらを受ける権利)の管理処分を目的とする信託

【具体的対応業務(例)】
①権利設計、出願前調査 
②出願書類作成・提出、期限・費用管理
③中間処理(意見書・補正書の作成等)
④審査請求書作成、期限・費用管理
⑤権利維持、特許等年金管理
⑥他社動向のウォッチング・管理
⑦ライセンス契約の締結・管理
 
 
お問合せ:株式会社パソナ知財信託 営業本部
      03-6740-4930   inquiry@pasona-ipt.co.jp